昨日のドル円

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2026年4月30日のドル円相場は、東京時間帯で160円台の円安・ドル高が進んだ一方、夜間のニューヨーク時間に政府・日銀による円買い・ドル売り介入が入り、一気に155円台まで急落する激しい展開となりました。

午前(東京市場前半)の動き

ドル円は160円前半を中心に推移。正午ごろは160.34円前後と、前日の流れを引き継いだドル高・円安水準でのスタートとなりました。月末のFOMCを控え、米利下げ観測の後退がドルを下支えした一方、本邦当局の介入警戒も意識され、坐ろうとした動きとなりました。

午後(東京市場後半)の動き

午後はドル高が加速し、15時時点で160.66円と、正午比で約32銭のドル高・円安。其後160.46円付近に中心を移し、一時3月30日につけた年初来高値「160.47円」付近と並ぶ場面もありました。ドル円は夜間となって一時160.70円付近まで上昇し、1年9カ月ぶりの円安・ドル高水準を記録しました。

夜間:介入で155円台に急落

ニューヨーク市場では、片山財務相と三村財務官によるトーンの強い警戒発言を受けてドル円は急落。その後、政府・日銀は円買い・ドル売りの為替介入を実施し、ドル円は一時155円台まで下落しました。5円近い下落幅となり、相場は一気にボラテイリティを高めました。

背景

ドル高要因としては、FOMCに先立ち米利下げ観測が退潮したこと、ホルムズ海峡をめぐる地政学リスクで原油価格が上昇し、貿易収支の悪化警戒から円を送られたことが挙げられます。一方、年初来高を更新するスピードとなったことで本邦当局の警戒レベルが引き上げられ、介入実施に踏み切ったものとみられます。

出典: Yahoo!ファイナンス、日本経済新聞、OANDA、みんかぶFX